気圧に注意

飛行機は嫌いだというのは

以前から申し上げておるわけなんですが

いつぞやシンガポールだったかタイだったかまで飛行機に乗って

嫌々旅行に行った時のこと。

帰りの飛行機で気圧の関係でしょうか、

どうやら会社の旅行らしき団体のみなさんが乗ってらっしゃいまして

お酒ですっかり出来上がってるんですね。

結構大きな声で騒いでいるエコノミーなナイスミドルたち。


で、俺の前の座席にシラフだとすぐに理解できるであろう

あきらかにあちら系の怖いおっさんが

キャバ嬢かラブ嬢かみたいなねえちゃんと座ってたんです。

俺の座席はっつーとその急性アル中集団(中央座席)の横で

義理仁義おっさんの後ろ(左窓際)で。

一人のオッサンが通路でなんか大声で叫んで

すっかり理性と呼ぶ鍵を外しちゃって

変なダンスとか始めちゃったんですね。


で、俺はこりゃ前のおっさんキレるんじゃないかなと

ラブ嬢連れた怖いおっさんを注意深く見てたんです。

案の定こっちまでブチブチ音が聞こえそうなほど

イライラしてるのが分かりまして

横に座ってるラブ嬢がなんか必死で話しかけて

何かを食い止めてるみたいな状況が続いたんです。


で、故障して発作中のおっさんに見かねたか

CAがターっと出て来て、

「お客様お客様」

みたいなことをゆうたんですよ。

困ります、他のお客様のご迷惑にみたいなことをね。

そしたら、俺の周りは会社の連ればっかりだとか言うもんで

CAも他のお客様もいらっしゃいますと

よりによって俺じゃなくて

前の怖い人斬りの政のほうを向いたんですよ。


ところが再び出てきますが気圧の関係でしょうかね、

気圧で人は故障するんですかね、

オッサン、ちらっと人斬り政を見ておとなしくなるんかと思ったら


「ほな表に出えゆうたらええんじゃーい!」

「お、お客様。」

「ガハハー!表に出え―!ガッハハッハー!」


ただ今上空何万メートルを飛行中ですから

当然表に出られるはずもないんですが

俺はそれより数秒後に発砲音がするんじゃないかと気が気でない。

少なくともこのおっさんは数秒後に機内で

力任せにガンガン殴られてころがされて蹴られて

目ん玉を外に出されたりしちゃうぞ

なんてことをもうハラハラしながら見てたんですが


人斬り政が顔をそっち向けて色気立ったところ

そこはラブ嬢が気を利かして

ギュウウウとひっついて耳元でポソポソ、

人斬り政再起動ですわ。

やるなラブ嬢!ですわ。


それでも急性アル中のおっさんは

「ガッハハー!表にでえー!ヒャッハー!」

と何度も叫びながら自分の席に戻って行き、

数分後ようやく睡眠に入ってくれたわけです。


しばらくフライトが続いて

無事に飛行機は関空に到着したんですが、

最期上から荷物降ろすでしょう。

あのバコっと開くところからね。

それ降ろす時、気圧も元に戻ってますからね。

すっかり通常営業になっちゃったおっさんは

機内で自分がやっちゃったことなんて忘れてるんです。

で、よりによって何を勘違いしたのか

人斬り政の荷物に手を付けたんですよ。

色々迷惑かけて悪かったので降ろしてあげようと思ったのか

とにかく政の荷物を降ろそうとしたら



「ワエの荷物じゃゴッルア!」



と同時に



べちん!と音がして

オッサンひっくり返ってまして

1テンポおいてから


鼻から血をじょんじょん出してました。



いろんなことの辻褄はどこかで合ってくるもんだと

常々思っておりますが、

これほど早い決算は久しぶりに見たなと。


みなさんも気圧にはご注意くださいませ。

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ジロウ

うちの家が四方を暗黒マジカルハウスに囲まれてるってのは

以前書いたと思います。

まさに魔界陣のような有様で

普通に日曜日に楽しく造形していると

西からうちの家の壁に何かを叩きつける音がして

外に出てみると西の家の狂った子供たちが

泥団子を100発くらいぶつけてたり

裏の包丁のおっさんは自分の親父100歳が

死んでたのに1週間ほど放置してて

警察の皆さん方がお集まりになってたり

立冬にもなりますと落ち着くかなと期待していたのに

これは来年の春が恐ろしくてならないですが

皆さんご機嫌いかがでしょうか住職です。



魔界陣のもう一方の南側のオバハンなんですが、

犬のジロウが死んでから脳が故障し、

人の家にジロウを探しに上がってきたりするなんてのは

以前に書いた通りで特に回復の兆しも見せていないんですね。



で、先日なんですが、

うちの家の前の道路が県道でして、

結構ブンブン車が通る道なんですよ。

おまけにカーブしてるもんだから

しょっちゅう地響きとともに突っ込み事故が起きるわけです。


うちには子供もいますので

さすがに危ないのでこういうものを設置したんです。

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必殺の飛び出し坊や。

量産過程でパートのおばさんが嫌々やってるもんだから

黒目の位置が破たんしてて

脳に障害があるかのような出来になってる物も多数ある中

うちの親父が孫の為に出来るだけきれいなお顔の坊やを買ってきたんです。


坊やには畑のスズメ除けの赤と銀のピラピラするテープを

ぐるぐる巻きつけたり

反射テープが全身に張り付けられたりして

紅白歌合戦状態にされうちの門前に設置されたんですよ。


そしたらわずか1日で坊やがいなくなってまして

下のコンクリの重りと坊やの固定してた棒しかないんです。

おうおう、どこに駆け出して行きやがったんだと

車に引っかけられてぶっ飛んだかと横の溝とか探したんだけど

坊やはいなくてですね、

これは困った、俺が作る羽目になりそうだぞとふと道の向こう側を見ましたら



ババァの家のジロウの犬小屋に入れてありまして。



ババァ、うちの飛び出し坊やをジロウだと思ったらしいんですね。

ほんで何しやがると犬小屋から出してたら

ババァ飛び出してきて


「何してんの!それはうちのジロウッ!」


とかすごい勢いで俺をひっぱってきたりして

その取り乱した尋常ではないババァの行動を見ると

さすがにこれは危ないなと引き下がりまして。


家に帰って

「うちの坊やは前のオバハンの家の犬小屋にいたよ」

と伝えると


全員口をそろえて



「ああ・・じゃあ仕方ないな」



と。


後日親父が言ってましたが

ベニヤ板のジロウにオバハンは餌をやってたそうです。



うちの平和はいつやってきますのか。

ではまた来週お会いしましょう。




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怨念ボックス

ようやく秋の暗黒イベントも無事に終了いたしまして

今日から休みまくるぞと言いたいところが

今週末も土日にドロレスイベントが控えておったりと

おいおい、俺の休日はどこに行ったんだと

夜空を見上げた昨日の21時。

4月に部署移動を食らってからイベント専門係長の住職です。

みなさんおはようございます。


週末のイベントでまあ私本部に控えておったわけなんですが

ああいう人が多く集まるイベントだと

特に会いたくない人とも出会う可能性が

相当上がるわけですよ。


なんだか本部の前をチョロチョロと

いい女が行ったり来たりするわけなんですが

ふとよく見るともう10年も前に関係した

当時乙女21歳が子供を連れて通っている。

つまりはまあ今は31歳なんでしょうけど

向こうもこっちをチラリチラリのチラリズムで

本部にたたずむ俺を明らかに見ているわけですよ。


まあそりゃいい別れ方をしたならまだしも

そいつの場合、2階に登らされてから

はしごを外され、おまけに火を放たれた

みたいなもう思い出すのもおぞましい最期を迎えてますからね、

もはや救助はヘリに頼むしかないみたいな状況で

正直なところこちらとしては

2度と会いたくないどころか

どうか死んでいてはくれまいか

と願うほどの怨念ボックスなわけですよ。


ところがそういう場合大抵そうなんですが、

やられた方は1日の日課に藁人形に釘を打つ作業が

組みこまれるほど憎悪の念を燃やしますが、

どーなってんのか、やった方なんつーのはほとんど忘れてるんですよ。

場合によっちゃ「いい思い出だったわ」

なんてマイラブリーメモリーコレクションとか

心のアルバムに閉じたりしてやがるわけでね。


俺の視界に映った段階から

すっかり心の押し入れの奥にしまって

存在すら忘れていた怨念ボックスが

ガタガタガタガタ蓋が緩んできたりして

どうか神様この箱の蓋だけはあけないで、

まだこの暗黒イベントは始まったばかりなんですよ

と祈っていたにもかかわらず


また俺の8m先にチョロリと現れ


こっちを見てやがる。



俺は視線をずらして見ないようにするわけです。

目が合うと怨念ボックスの蓋が開くから

その先の何の保証書もついてない自分の行動に自信が無い。


でもこっちを見てる。



だめだもう誤魔化せないぞちくしょうと



視線を合わせたら




ニッコリ




なんて笑いやがるわけですよ。

何笑ってやがる、そのケツ蹴り上げて

ウクライナまでぶっとばしてやるぞと




思いながら





俺もニッコリ




おまけに手ふっちゃったりなんかして。




もう全然ダメじゃん俺。



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再生ボタン

昨日ハヤシ君が19インチのホイールを注文したことについて

マイスタイリストのお店で議論となり、

何故か俺の散髪に同席しているハヤシ君は

ああ、やっぱ18インチにしとけばよかった

勢いで19インチを注文してしまったと悔やみ始めたので

それは君、


「気持ちいいから中で出した、

でも今は受精させてしまったかもしれないと後悔している」


と同じことだよと

神スタイリストと二人で説明。

若さの19、落ち着きの18ということで決着しましたが

29歳の脈打つ血流は止められんですね、

ご機嫌いかがですか住職です。



さて、先日ですね、

うちの下の娘が物置を漁ってまして

ほおっておきましたら何やら古いビデオテープを持ってきたんです。


「これが見たい!」


ゆうてね。

タイトルを見ましたら


『思い出 昭和62年卒業 ●●小学校』


ゆうて書いてあるんです。

ああ、そういえば俺が小学校を卒業するとき

アホな先生のおかげでアルバムではなく

ビデオテープ渡されたよなと思い出した。


「これはお父さんの小学校のビデオやろ」


「そうやな」


「見たい見たい!」


「よし、じゃあ見よう」


そんな話を横で聞いてた嫁やお姉ちゃんや

はたまたばあさんまでが飛び出して

ちょっとした上映会みたいな雰囲気になったんです。


しまっていたビデオデッキを出してきて線つないでね、


さあ、デッキへビデオを入れようとした時、

テープの爪が折ってないことに気付いたんですよ。


つまり、


上書きが可能状態。



まてよ、まてまて、

このビデオは確かに最初は卒業ビデオだった。

それは間違いない。

でもその後上書きしなかったか。

スーパーアダルティーなウラモノとか

連れにダビング頼まなかったか。

誰かとのハメ撮り映像をこれへ落とさなかったか。

テープは中途半端な位置で止まってるぞ。

入れて再生始まっていきなり結合部分から始まったらどうする。

「アンアンアン、とっても大好きドラオさん」

とかゆうてたらどないすんねん。



ふと振り返ると

家族みんなが目をキラキラさせてプレミア試写会の状態。



も、もう戻れんぞ。



ええいままよ!とテープ突っ込んだんです。



そして再生ボタンを・・・


再生ボタンを・・・





押せーーーーん!!!!





核ミサイルより怖いっつーの!

これ押したら別の意味で世界が終わるかもしれんつーの!



そんなわけで「デッキが壊れてる」とかテキトーにごまかして危機回避。

娘には恨まれましたが、

嫁には理由を説明すると


「よくぞ踏みとどまられた」


と褒めていただきました。

ディーラー様

本屋さんに行きましてね、

造型関係の雑誌でも目を通すかと

フィギュアマニアックスをペラペラーとめくってたら

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見たことのある2体が。

しかも「モデリズム」名義で載っておりました。

いやもう師に申し訳なくてw

「雑誌に師の名義で掲載されておりまして―すんませんー」

ゆうて連絡入れときました。

他にはきっくんさんとかヤツメウナギさんとか

気になる木になる人たちのも載ってましたよ。

博士が対象外だったので

基準がさっぱりわかりませんが

まあ本屋にお寄りの際はぜひチラリとご覧くだされ。



さて、先日から申し上げておりましたが

俺の車のあの匂いがですね、

やっぱり気になるわけなんです。

エアコンをONした瞬間にフワーっと来て

「う、生理。」

と毎回思う。

さすがにだんだんイライラしてくるわけなんですよ。

「あんたいつ生理終わるのよ」とね。

そこでいよいよこれはもう

ディーラーさんというところへ行ってみるしかないかと。

実は購入しましたアメリアっつーのがコレ

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でございまして、

こちらのディーラーさんに行かなければならない。

町医者ではもうこいつの生理がいつまでも終わらない、

大きな病院で精密検査を受けなくてはと

行ってきたんです。

ここにね。

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ほんであんまり何も考えずに

Pって書いてある方へしゅーっと入ったら

スーツ着たカリカリのお兄さん3人が待ってて

俺の車を見た瞬間、

シュパーっと3方向へ別れ

手で合図しながら

「オーライオーライはいオッケーでございまーす」

ですわ。

もうええとこのホテルですよ。

俺仕事した帰りやから汚い作業服やしね、

もうえらいとこへ来てもたんちゃうかと。

町工場しか知らんからね。

「おっちゃーん!」

ゆうて入って行って

なんでか犬がいっぱい放し飼いの町工場しか知らんからね。


ほんでドアを開けてくれて


「いらっしゃいませ」


ゆうてもう英国紳士みたいな喋りで話しかけてくるもんだから

俺もうめっちゃ緊張して混乱して何喋ってええんかわからんようになって

開口一番


「エアコンが生理でしてえらい匂いがしてまして」


もう絶対頭おかしい思われたはずですわ。

そんなアウアウ星人の俺にスーツの兄ちゃんニッコリ笑って


「かしこまりました。ご確認させていただきます。」


やて。


あんた分かったの?

ほんまに分かったのー!?


ですよ。

キーを渡してください言われて

兄ちゃんに渡したら別の兄ちゃんがツカツカっと来て


「ではこちらへ」

と案内されてね、

自動ドアの前でシャンシャンの美女にタッチ交代、

またいらっしゃいませ言われて

ピッカピカのA8とかTTとかを見ながら店内に。

来てるお客さんとかもうどう見ても

ええとこのご家族ですわ。

そんなところへ作業服のズタボロのオッサン一人。


お店の奥のなんかブラックジャックしてそうなテーブルへ案内されて

もう今日初めて連れてこられた犬みたいに

周りをキョロキョロキョロキョロ

クンクンクンクン

落ち着きありませんわ俺。


ほなシャンシャンの美女が

お飲物はどちらがよろしいでしょうかなんつって

メニュー出してきたんだけど

もう混乱中でしっかり中まで読めなくて


「コッコッ・・コーヒー!ア、ア、ア、アイス!アイスコーヒー!」


軽い過呼吸ですよ。

大丈夫じゃないな俺。


姉ちゃんを見送ってたら

AUDIって書いてあるシャツの整備士の兄ちゃんが来て

テーブルのディーラーの席にスチャっと座りましてね、


「お話はお伺いいたしました。エアコンの吹き出しのタイミングで嫌なにおいがすると。」


「ええ、嫌な臭いというか嫌いでも無いんですけど」


「フフッ・・」


「はいー。(笑ろた!笑わせた!)」


まあ結局どうやったんかというと

エアコンをつけた瞬間だけ臭くて

すぐに匂いが消えるパターンっていうのは

フィルターの汚れじゃなくて

エバポを掃除せんとあかんとか言われて

それをやろうと思えば日数と費用がかかりますと。

大体こんなとこで費用が掛かかりますなんて言われたら

少なく見積もっても10万以上は確定じゃないですか。

こらあかんわーと思ってね、

じゃあしょうがないすね、見送りますと。

ただ、目の前のアイスコーヒーはまだいっぱい残ってて

話終わってもたのにユッタリしてられんわーゆうて


「ipodの接続のケーブルありますか」


と聞いたんです。

接続できるんだけどコード無くて。


「はいございますよ」


「あ、そーすか、いくらですかー」(ゴソゴソ財布を出す俺)


「はっせんごひゃくえんです」


「・・・。またにします・・・」(「ただの線やのに!」と財布しまう俺)


もうこれ以上話続かん!

無理!

必死で残りのコーヒーをスポーツドリンクみたいに飲んで


「ごめんね!ありがとうね!また来ますね!」


ゆうてもう逃げるように店を出ましたら


またスーツの兄ちゃんが待っててドアを開けてくれて

そこへ乗り込む




涙目の俺




もういいです。

山下自動車のおっちゃん、

俺間違ってた。

おっちゃんに見てもらうから!



ウワーン!

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