死ぬ確率の何倍か
随分羽振りの良かった2014年に対し
2015年はもう年明けから毎日ブラックマンデーが続いておりまして、
こんなにもお金とは音速で無くなっていくものなのかと驚きを隠せないわけですね。
こんな時は汗水流して働けばいいわけですが
そのあたり楽をして儲けたいB型。
やべえなあとネット銀行の残高を眺めてますと
隅っこにキラキラ光るものが。
くじですわ。
totoがらみのくじですわ。
溺れる者は藁を掴んで溺れるとか
咳をする女と寝るなとか
ことわざは多々ありますが、
ひょっとしたらひょっとするんちゃうんけと。
そもそも買わなきゃ当たるかよと。
やるややらんや音頭踊りちらかした挙句震える指でくじ購入。
しかしアホなんですよね、
買った時点でもう当たったような気分になるんですね。
今の車は売ってR8買うか、GTR買うてカリカリにしちゃうかとか
貧乏人にありがちな車を買うとかの夢を見て幸せを満喫したわけです。
で、発表当日、
当たったら厄払いしないとな、なんて考えながら
発表ページを見ましたら
そうですか。
この逼迫した財政状況の中で
何を夢見て金をドブに捨ててんだ俺はと激しく自己嫌悪。
冷静に調べてみますと(以下引用)
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米国の国家安全運輸委員会(NTSB)の調査によると、飛行機に乗った時に墜落する確率は0.0009%だそうです。
しかし、これはあくまで全世界の航空会社総合の平均値。
米国国内の航空会社のみを考えた場合、確率は0.000032%とされています。
日本国内の航空会社の確率は分からないのですが、米国とそう変わらないものだと考えて計算してみます。
データで見る航空旅客と空港を参考にすると日本の航空会社の旅客機利用者数は約9890万人。
下の注意書きに、「日本の航空会社を使用する海外線旅客数の割合は約30%」とあるので、
全体を計算すると、約1億1310万人となります。
日本人の総人口を1億2千万人とすると、
日本人が1年で日本国内の航空会社を利用する平均数:0.824回
日本人が1年で日本国外の航空会社を利用する平均数:0.270回
よって、日本人が80年飛行機に乗り続けて墜落事故に遭遇する確率は
1-(3124999/3125000)^(0.824*80)+1-(111110/111111)^(0.270*80)=0.02155%
となります。
少し分かりにくいのでちゃっちゃと説明すると、80歳になるまで飛行機に乗り続けていると0.02%の確立で墜落事故に遭遇することになります。
一方、宝くじ売上高を見ると「発売枚数:15億4352万枚」とあるので、
日本人が1年で買う宝くじの平均枚数は12.86枚となります。
よって、日本人が80年間を買い続けて宝くじで1等が当たる確率は
1-(9999999/10000000)^(12.86*62)=0.00797%
となります。
これは計算の通り、80歳になるまで毎年宝くじを買って0.008%くらいの確立でしか1等は当たらないということです。
上の結果を見ると、宝くじで1等を当てるのは、飛行機が墜落して死ぬ確率の3倍ほど高いということが分かります。
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宝くじで1等を当てるのは、飛行機が墜落して死ぬ確率の3倍ほど高い
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やっぱり真面目に働こうと思います。