【過去ネタ】あなたに伝えたいこと

※過去ネタです

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しばらく一人で暮らしたくて


ワンルームにすんでいた時期があった。


ちょうど黒人にカツアゲされた時期。

  


朝は食わない


昼はコンビニ弁当


夜は作るのが面倒なので


近くの吉野家へ行っていた。



しばらく通っていたのだが


アルバイトにものすごく好みの子がいた。


かわいくてかわいくて


わたくしすぐに恋をした。


そして毎晩客の少ない時間を見計らって吉野家へ通う。


いつもの決まった席に座り、


「特盛と卵」


を注文した。


ほぼ毎日。


来る日も来る日もそのかわいいねえちゃん相手に

 


「特盛と卵」


 

そして通いつづけて1ヶ月もすぎた頃


どうしても言いたかった。


この熱くたぎる想い。


その子に。


伝えずにはいられなかった。


他の店員の前で恥をかくかもしれないが


伝えずにはいられなかった。

 


ゆっくりと吉野家の店内へ入る。

 


「いらっしゃいませー」


 

いた。

 


いつものようににこやかに迎えてくれる彼女。

 


今日言うのだ。


 


もう心臓がパンクしそうだ。


 


「ご注文お決まりですかぁ?」


 


にっこりわらいながらお茶を持ってきた彼女。


 


「あの・・」


  


「いつもの。」


  


 


「と言いますと?」

 


 


「!」

 


 


伝わってないよ!


 


恥ずかしいよ!!


 


 


死ぬほど恥ずかしいよ!!


 


 


慌てて


 


 


「特盛と卵」


 


 


って言い直したよ俺!


 


 


 


教訓


「いつもの」はドラマの世界。


 


終       劇


 


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