小さいおっさんを造る 7
愛すべきハヤシ君がパーマをあててきまして
見違えるようにかっこよくなったんですが
昨日お話してたら彼の鼻の穴から鼻毛が3本出てて
台無しとはこのことだなと感心した住職です。
みなさんいかがお過ごしでございましょうか。
デンジャラスタイフーンが我が家のインタホンを押しに
機嫌良く向かっているようです。
近畿地方の皆さんご注意くださいまし。
はい、では小さいおっさんです。
が。
新しいお仕事が入りまして
それがまたなんつーか
必殺の2次元系。
守備範囲を完全に超えてまして
ビショージョなんて造ったことの無いアタクシ、
「ヤベエヤベエ」
とつぶやきながら必死で作業をしておりますゆえ
今回はあんまり小さいおっさん進んでません。
すんません。
では昨日造った靴底を見てみましょう。
本来ちゃんと靴底の形にしておくべきなんでしょうが
面倒くさがりなアタクシ、テキトーこいたせいで
厚みも何もあったもんじゃない。
そんなわけで固まってるところへ
新たにパテを乗っけて
一応嘘でもかかととか考えてそれっぽくしましょう。
最終的につま先をツンと上げてみたりとか
後からどうにでもできるんで
今はあんまり考えずに進めましょう。
もちろんそれは二度手間になるんで、
今やりたい人はやってもらって全然かまわないです。
ほんとはそれが正解かと。
で、一応固まるまでほおっておくんですが、
その間に先日作った木工パテの塊を
ざっくりとナイフで削って整形します。
まだテキトーでいいです。
削れましたら足につながる部分として
週末用意していただいた銅線を突き刺す穴をあける。
今回手元にあるのが0.6mmの銅線なので
それに合わせて開口します。
手元に同スケールのフィギュアがあれば分かりやすいですが
出来るだけ外側に穴をあけましょう。
足の繋がってる位置をよく観察してください。
時間が無い中なので
キューピー3分クッキングのように
靴底チンしちゃいました。ごめりんこ。
固まってる靴底のかかとの部分に穴をあけて
さっきのブロックと繋ぎ、
瞬着で固めます。
この時に設定身長とか先によく検討しておいてください。
今回は飛行機パイロット設定ですので
身長は約160cmくらい。
1/32にすると丁度5cmです。
かつての日本軍パイロット、
つーかパイロット全般に小柄な人が採用されたそうです。
はい、ここまで出来たら
人形としての最重要項目。
これめちゃくちゃ重要。
俺的に何をどう入れ替えて順序つけても
最重要項目になる
「立つ」
です。
某国宝クラスの人形師の言葉。
「立たないのは人形ではない。」
ええー、そうなのー!と
スゲーショックを受けたのを覚えてます。
脳が飛び散るほど衝撃を受けた覚えが。
なので人形は自立させましょう。
立ちました笑
-----------【注意】--------------
立つに関しては素立からほぼ素立の間での話で
躍動感のあるポーズとかは絶対こけます。
またコメント欄にもありますが
女の子とか髪の毛が多くて、
髪のなびいた造形とかになると
それはそれでこけます。
それらは当然ながら「立つ」に対しこだわる必要はないので
誤解されませんようお願いいたす。
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とりあえずこの形で固めてしまいたいので
エポパテで股関節を固定です。
このまま触らないように朝までほっときましょう。
ちょっとあんまり余裕がなくなってきて
進みが遅くて申し訳ない。
可能な限り毎日更新で行くのでお付き合いくださいまし。
ではまた明日。