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ハーデス666#4

随分と時間がたってしまいました。


いろいろ苦しい原型作業がありまして

それをまずは解決しないとなかなかこういう大きい人形は厳しい。

そうです、ようやく諸々解決しまして

なんでも制作日記のkenjiさんとのコラボ作品

ハーデス666の再開です。


えーFBとかではチョロリと書いてましたが

あまりに時間がたちすぎて表面のスカがひび割れてカスカスでしたので

一旦削り落としての再開です。

しかしまあ時間というのは結構大事でございまして

かつてよく言われたのが

「君はどうしてそんなに生き急ぐのか」

というお言葉でね。

慌てて慌てて作業を終わらせようとする。

それは完成という着地点へ一刻も早くたどり着きたいという焦りからなんですが

結局のところそうやって焦ると大抵大切なものを見落としておるもんでございます。

前回までの作業ですとハーデス様はスーツ姿でございましたが

半年たってみてみますと、あまり魅力を感じない。

個人造形の場合、

「欲しいものが売ってないから自分で造る。」

っつーことでございますので、

「自分が欲しいもの」

にしなければなりません。

そんなわけでハーデス様のスーツ姿はボツ。

で、どうすっか。

実は決めておりました。

imgrc0064577209.jpg 

これですね。

ダボシャツにダボズボンに雪駄。

テキ屋スタイルですね。

上半身裸でタトゥーもありかなあとか思ってますが

ひとまずテーマは決定です。

ファットボーイに乗ったアメリカ人のテキ屋のオッサンですが


全国どこを探しても売っておるまい。


ちなみにこのダボシャツは鯉口シャツとは別物で

鯉口シャツはめちゃフィットさせて着て裾はズボンに入れるが正しい。

外に出してダラリと着るのがダボシャツです。


では作業開始でございますが

まずは端を決めるとやりやすいのではと思っとります。

つまり頭、手、足。

ここをキッチリ決めておけばあとは決められた範囲内での作業ですので

骨格からの芯出しさえ間違っていなければ好きなように作業できますね。

えー今回の履物は雪駄でございますので

sim.jpg 

早速雪駄を造っていきます。

まずは雪駄の情報を集めます。

コーヒー入れて斜めに構えてマウスをクルクルする。

雪駄にも種類があり、履きこなし方もあるというのがわかります。

・かかとははみ出ている

・まっすぐに履かない

・鼻緒の奥まで指を入れない

・かかとはジャンジャン出ているほうがかっこいい

とまあそんなことらしいので

今回は鼻緒の支点が下がってる「坪下り雪駄」という雪駄の中でも特に粋なものをチョイスです。


とっとと大きさを1/6で割り出して

パスタマシンで引き延ばしたスカを切り出しします。

IMG_8361.jpg 

今回かかとを出しちゃう坪下り雪駄ですので

ソールのかかと部分は薄っぺらいままです。

厚みの違うものを2枚用意して切り出して重ねております。

IMG_8363.jpg 

くっつけてつま先をちょっとそらせて

オーブン170度20分。

IMG_8365.jpg 

焼きあがったらエポパテで人体の足の芯を作っといて

機嫌よく寝ましょう。


しばらくはハーデスネタが続きます。



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