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ハーレーで身動き取れなくなっただけで済まなかった話

これはもう乗った人にしか分かんないと思うんです。


なのでまあ「ふうん」くらいで読んでいただいて構いません。

あのね、私が乗っているハーレーダビッドソンのロードグライドっつうバイクは

IMG_5836.jpg

乾燥重量で391キロあるんですね。

それをこうガソリン満タンにして意気揚々と走り出すわけですよ。

ところがですね、先日の土曜日のことなんですが

バイクを停めた場所が運悪く砂利でしかも人気の無いところでね、

さあ用事も済んだし帰るかとバイクを動かそうとしたら

微妙にハマって動かないわけです。

前にも後ろにも。

そう、特に後ろに。

足踏ん張っても砂利で足が滑ってジョリジョリいうだけで。

正直なところピンチですよ。

まあ嘘偽りなく大ピンチですよ。

今までソフテイルではこんなことなかったんですね。

ところが今回ツーリングのロードグライドびくともしない。

長い間バイクに乗ってきたけど

この現象は初めてで、初めての現象に心は一瞬にして暗転、

待っていたかのように溢れ出す焦り。

高まる心臓の鼓動。

ちょっと前に動けなくなったら置いて帰るとか動画でふざけましたけど

冗談ではなくほんまに帰れない。

で、知っているんです。

知ってる知ってる。

こういう焦りが先行した心理状態で

「降りて押す」

っていう行為は、目線定まらずヨヨヨとなって

ガシャーとバイクを倒すという最も避けなければならない状態に



即、問答無用で直結する。



大事なバイクをこんなことで倒すわけにいかないでしょう。

マイベイビーをこんなことで傷物にはできない。

なのでここは落ち着く必要があるわけですよ。

まずはエンジンを止めろ。

落ち着け俺、まずエンジンを止めろ。

スタンドを出せ俺。

スタンドだ、スタープラチナとかそういうんじゃない、

バイクのスタンドを出して一旦バイクから降りるんだ。

降りて観察だ俺よ。

さてどれどれ?、えーと



砂利の中にタイヤずっぽりうまっとるやないかい。



もうあかん状態やないかい。

おわっとるやないかい。


せっかく落ち着いて降りて見せたのに

その状況見てまた落ち着きのない俺に逆戻りですよ。

ほんでエンジンかけずにまた跨って

前じゃ後ろじゃと大奮闘するものの、

愛すべきゴッドスピードは


寝てしまった清海入道みたいなもんで


なんぼゆすったところで起きそうもない。

ここまで来てようやく脳内の様々な処理が終わり、

自分の置かれた状況を克明に理解して




泣きそうになるわけです。




手も足も出ないとはこのことかと。

周りを見ても誰もおらず

もう後はコケてもええわい、引きずり出したるわいとか(そもそもコケたら起こせない)

半ばヤケに差し掛かったころに

見知らぬオッサンがフワフワ登場ですよ。

全然知らん汚いオッサンだけど

俺にしたらもう天から舞い降りた乳出しキャサリンゼタジョーンズ、


「あああ!すんません!すんません!」


「んあ?」


「バイク埋まっちゃったのでちょっと手伝ってもらえませんか!」


「動かへんのかえ」


「はい、ちょっとだけ押してもらえると助かります」


「あんたな、自分で動かされへんような単車をなんで買う」


「や、すみません、砂利に埋まっちゃって(こ・・こらオッサンコロs)」


オッサン近づいてきて


「これハーレーか?」


「ハーレーっす」


「フン、ホレ、行くぞ」


よーいっしょ!よーいしょ!


ズリズリズリ


出た。


出たよオッサン!!!



「ありがとうございます、助かりました」


「あんな、あんたな、自分で動かしもできひん単車をやな」


「はあ」


「そもそも買うときによう考えなあかんやろ」


「はあ」


「私に動かせるかなと自分に聞いてから買うんや」


「はあ」


「あんたは乗っとんやない、乗せられとるんや」


「はあ」


「ボボボボボボボごっつい音させてやな」


「はあ」


「あんたほんまに免許もっとるんかい」



こ・・このオッサン・・・



コロス



いますぐボコボコにして

金玉黒い輪ゴムで縛り上げてテカテカにして

イタイイタイと言わせてーと脳内で執行し、

大きく息を吸い込んで落ち着け俺。



そんなわけでやね、

フロントホイールをインチアップじゃなんじゃ言うてましたが

最優先でバックギア付けることにいたしました。

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まったく世の中あっちこっち罠まみれだぜ。








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