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サービスエリアの通路でお弁当を食べている家族

色々しんどいことが重なってヘタってましてね、

ブログ更新がずいぶん滞ってしまい申し訳ございません。


先日一人でバイク乗って北へ北へと走って海鮮丼を食ったはいいが

帰りのヘルメットの中がお魚広場になってしまいという話は先日ツイッターに書いたんですけど

実はあの帰り道ね、高速道路のSAに休憩に寄ったんですよ。

田舎のSAだったので、自販機くらいしか無いんですけど

そのSAの通路にね、通路ですよ、

ジリジリと太陽の照りつける通路にレジャーシートを広げて、

子どもの運動会に来ましたみたいな感じで


家族でお弁当を食べているのを見かけましてね。


これはなかなか見られる光景ではないなと興味深くタバコ吸いながら見てたんです。

通路なので硬いアスファルトの上にレジャーシート広げているんですけど

そこで主人ぽい男性以外は全員正座してもぐもぐ食べている。

談笑しているわけでもなく、ただ黙々と食べているんですよ。

こっちに背を向けている主人ぽい丸坊主のオッサンが箸をブンブンしながら

何かを喋っているのに対して

家族は目線を合わさずうなづいている。

子どもが2人、妻らしき女性と、おばあさんが1人。

ただただもくもくと食べている。

しかしそのSAの場所がですね、観光地から大した距離じゃないというところでして

なんでそもそもこんなとこで弁当を食う羽目になったのか気になって仕方がない。

この丸坊主のオッサンの暴走に付き合わされているとしか思えない。



まさに不幸の塊ですよ。



大方あれですよ、土曜日ですからオッサンもゆっくり9時ごろ起きてきてですね、

「おい、今日は休みだしどこかへ行くとするか」

とか急に思いついたように言い出す。

「ピクニックよ!高原でみんなで弁当食うたらええやんけ!」

とか言うたんですよ。

洗濯終わって掃除しようと思っていた妻はびっくりしますけど

そこから5人分の弁当を作る羽目になってしまう。

「ちょ、ちょっとまってくださいねアナタすぐに準備を・・・」

といそいそと準備を始めるわけです。

口答えしたらまたテーブルの上のものをガシャガシャーとされますからね。

そして冷蔵庫にあるものを適当に出してきて

お料理を始める。

唐揚げがなかなか揚がらない。

時計を見るともう11時前ですよ。

「おい弁当まだかいや!夕方になってまうどゴラァ!」

イラつく旦那にごめんねごめんねと言いながら

アツアツのご飯をおにぎりにしていますわ。

ほな子供が出てきて

「アタシツナマヨがいい!」

とか

「ぼくはタラコ!」

とか好き放題言い始めますよ。

あああ、ごめんね、今日はどっちも切れてて、塩のおにぎりになっちゃうのと説明しても

「えー!いやだー!ツナマヨー!」

「ターラーコーがーいーいー!」

ですわ。

時計を見て焦る妻、騒ぐ子供、じっと黙っている祖母



出発時間が遅れて激しい貧乏ゆすり中の主人。



11時半ごろようやくお弁当の準備が出来ましたよ。

お待たせしたね、ごめんね、と言うんですが

旦那は返事しませんよ。

そして家族全員で旦那の中途半端にせまい乗用車に詰め込まれて

どこに行くのかも分からず出発。

まだお弁当は熱いので蓋をずらして持っておかなくちゃいけなくて

トランクは旦那のわけのわからんキャンプセットなんか積んであって載せられず

弁当容器の熱さに耐えながらちょっとずつ持ってる位置を変えて我慢ですよ。

そして高速道路に乗ってしばらく経って

車内の沈黙に耐えきれず

「ど、どこにいくのかな・・?」

と聞いた途端

大方あれですよ、旦那なんも考えてなかったんですよ。

行く途中の看板かなんか目についたとこでも行こうとかいう

超テキトーな無計画出発やったもんやから


「どこでもええやないけ!!お前に言わなあかんのかえ!」


と急に理不尽なブチギレ、

正直、行こうと言うた時のテンションはとっくに途切れて

もうすっかり面倒くさくなって、どっちかつーと家におりたいわとか思ってた旦那は

がーっとSAに車突っ込んで、


「ここで飯くって帰るぞ!」


ですわ。

全員言葉も出ませんよ。

旦那、がーっとトランクからレジャーシート出して

アスファルトに敷いてますよ。

「オラ、弁当出さんかい」

ですわ。

奥さん、朝の忙しい時間に突然弁当作れ言われ

でも家族で楽しい時間を過ごして子供たちに思い出をとか思ってたのに

出発して10分、

まさかまさかのアスファルトですわ。

枯れたはずの涙がまた溢れてきそうですよ。

とまったトラックの運転手や

今からどこかへ出かけている途中の家族連れや

海鮮丼食った帰りのバイクのおっさんが



珍しそうに見てきますわ。



楽しい楽しいイベントのはずが

残酷な晒し拷問。

どっか他に無かったんかい。


と、ここまで想像してとうとういたたまれなくなり

エンジンかけて帰りました。

あの中で一番気の毒だったのは嫁でも子供でもなく



塩おにぎりだけを10分くらいかけて食べていたオバアさんでした。



世界人類が幸せになるにはまだ時間がかかりますなあ。


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