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トカゲであってイモリではない

ダミアンっていう映画あったじゃないですか。


悪魔の子供みたいな話でしたけども

子供ってふつうどんなにぶさいくでもかわいいもんですが

うちの隣の家のガイキチ一家の子供がですね、

もうなんて言ったらいいんだろう

ほんまに悪魔みたいな顔をしているんですよ。

小さい頃はこんなんでも少し大きくなったら大吟醸になるだろうと思ってたら

顔だけではなく行為も悪魔じみていて

去年も倉庫を一軒全焼させてしまうとか

もうどぶろく以外の何物でもない。

どうかボウガンが奴らに届きませんようにと願うばかりです。


えーさてさて。

これは小学校の時の話ですけどもね、

保育園の時だっったか、親父が家の庭の隅に砂場を作ってくれたんですよ。

結構深い砂場で山を作ったりトンネルを掘ったりしてた。

その時だったかな、ともみちゃんのお母さんが俺にパンツを見せてきた事件があったのは。

まあいい、いいんだそんなことは。

小学生になり、そのうちだんだん砂場で遊ばなくなってきてね。

で、小学2年生のある日、その砂場の底を見たくなったんです。

砂は一体どの深さまであるのかっていうね。

海洋探検家が思うようなもんですよ。海底を見たいんですよ。

で、一心不乱に掘り始めたんです。砂場の隅を。

ザッシザッシを掘っていくんですがなかなかそこに行きあたらない。

まだか、底はまだかとやってると

突然、もう突然なんですが、砂の中から

当時の個人的感覚ですが、

まるでイグアナくらいあるトカゲが飛び出してきたんです。

ダウンロード (23)

まあ出てきたのはニホントカゲですからそんなでかいわけないんですが

それでもかなりビッグワンガムだったと記憶している。

当然のことながら

ウオオオオオ!!

と声を上げてひっくり返るんですが、

トカゲはビビビビっと地を這いながらどこかへ行ってしまった。

びっくり箱を開けたような衝撃を受け

一体なぜこんな地中に?と砂を掘ってみたら

トカゲの卵がわんさか出てきた。

結構な量だったと思うんです。なにしろトカゲ本体が激デカでしたからね。

小学2年生いうたら何でも興味津々ですから

ほう、これがトカゲの卵か・・いうてしげしげ眺める。

直径1cmくらいの卵がたくさん並んでいる。

で、それをなんとか孵化させたいと思ったんですよ。

本体トカゲがどっかに行ってしまったんで

これは俺が管理しないといけないと思ったんですよね。

で、絵具のバケツ

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に半分砂を入れて、タマゴを入れてまた砂を入れて

自分の机の下にばれないように保管した。

机の下の奥のほうにね。


で、数週間。

大方の読者はお気づきでしょう。

ある日家の帰ってドアを開けたら

紫色のものが部屋を横切ったんですよ。

ん?と思ってよく見たらめっちゃ小さいトカゲですよ。

で、あ、トカゲが孵化したと思って

そのトカゲを目で追ったんですが、棚の隙間に入ってしまったんです。

あ、じゃあバケツは!って思い出して

机の下から引っ張り出してみると

4つに分かれている中の1つからさっきのは出てきたぽい。

で、他の卵は・・?とちょっと掘り返したら

砂の中から


ザワザワザワー!!!


って1/35スケールフィギュアくらいの紫色のトカゲの赤子が

大量に湧き出てきて

手にたかってきたりしながら体をくねらせ部屋中に飛び出していきまして。

全身の毛穴が縮み上がり驚いて「ウワア!」って言うた時にバケツもひっくり返し

俺のかわいいお勉強部屋にトカゲの赤子が大量に放たれてしまったんです。

やつらは止まることなく暗闇を目指し一目散に走っていきますので

結局捕まえたのは1匹であとはもうどこか見えないところに行ってしまった。

その一匹を表に出して掃き出しの窓をしばらく開けておいて

ぶちまけた砂を掃除して

「ま、ええか」

と通常運転に戻る俺。


翌日元気に学校へ行ったんですが、

放課後家に帰って来たら俺の机やいろんなもんが庭に出されていて

中では半狂乱の母親がイモリイモリと叫び、

父親がほうきを持ってぐるぐるしているのを見ました。


イモリじゃなくてニホントカゲだよ。



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