最近の若者の二輪離れを考えてみたんですけども
何度も言うてますが僕はバイク好きなんです。
あれはもう面白くって。
自分が44歳になってですね、だんだんオジイになってきたわけですけど
最近ふと気づいたことがあるんです。
それは、休日にバイク乗ってて、高速道路のサービスエリアとか
バイクショップとか行くじゃないですか。
そしたらすごいかっこいいバイクがやって来るわけですよ。
「おおっ」
って思うんですけど、スチャっと降りたらなんか腹がボエーンって出てて
フルフェイスのヘルメット脱いだら
もう気の毒なくらいハゲチョロケのおじさんが出て来るんですね。
これはスキー場に似てるんでゲレンデ現象とあたしゃ呼んでますけども
それがたまにだったらええんです。
しかし遭遇率があまりにも高すぎるんですよ。
ここ数年でだとオジイライダー遭遇率がもう80%を超えていて
バイク=汚らしいオッサンが公式に認められようとしてしまっている。
もちろん自分ももう初老ですから、人のことなんか言えないんだけど
おそらく自分よりは10歳から15歳くらい上の人が圧倒的に多い気がする。
なのでちょっと調べてみました。
日本自動車工業会が2016年3月に報告した動向調査です。
99年から見ると二輪車の需要台数が実に半減、
免許取得者についても大型については横ばいではあるものの
普通二輪については緩やかにではあるけど減少の一途というところ。
年齢別のグラフでは2007年度には無かった60代70代が2015年度には出て来てるわけですよ。
我々40代がギリギリライン。
これらの資料を拝見するともはや二輪業界の未来は
時間をかけて0に向かって進んでいるとしか予想できない。
このままいくと各メーカーがいよいよ二輪から撤退しますなんて話が
出て来る日もそう遠い未来ではない気がします。
今の若者はなぜ二輪に乗らないんでしょうね。
まあその根本的にあたしゃバイクが
カッコイイ
と思ってるんすよね。
乗ってるオッサンはどうでもいい、
バイクっつー乗り物がカッコイイと思ってる。
それがネイキッドでもアメリカンでもSSでも。
俺、バイクはカッコイイと思ってるから
欲しいし乗りたい。
いろいろ理由はあっても多分本質はそこなんだと思います。
トムクルーズが乗ったらさらにカッコイイ。
ミラジョボヴィッチが乗ってもさらにカッコイイ
ロッシカッコイイ。
バットマン、カッコイイ。
・・・。
そうか。
なんで若者たちがバイクに興味が無いのは
見るにしても乗るにしても
バイクをカッコイイと思ってないからか。
あー。これはどうしようもない。
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